大腸メラノーシスとは！下剤の副作用！

（大腸メラノーシスとは、下剤の成分が代謝の過程で、腸にメラニンのような色素沈着を起こしたものなの。）
これは、アントラキノン系(市販されている下剤の約７０％がアントラキノン系。センナ・アロエ・大黄が主成分の下剤)というタイプの下剤の副作用によっておこるものなの。
(市販されている下剤の約７０％がアントラキノン系。センナ・アロエ・大黄が主成分の下剤)

この大腸メラノーシスの部分は、腸管の神経の働きを阻害して、動きを悪くしているわ。

つまり、便秘の原因になっているのよ！！
アントラキノン系の下剤は、薬局で購入できる市販薬に多いけど、医師が処方する医薬品にも多いわね。
大腸メラノーシスを電子顕微鏡下でみれば
大腸粘膜の吸収細胞の障害・吸収細胞のマイクロビライ（微絨毛びじゅうもう）の破壊・神経線維の膨化・変性により大腸の運動障害が起こるの。

※簡単にいえば、下剤のダメージで大腸の細胞が死ぬ→黒くなる→便秘の原因となる。