過敏性腸症候群（IBS）とは？原因と解消方法は？

腸に、器質的な問題や細菌感染などの問題がないのに便秘や下痢を繰り返す場合は、過敏性腸症候群の可能性があります。
ストレスで、交感神経が優位になり、便秘になっていたところに、急に副交感神経が働いて、下痢になる。
人によっては、便秘だけ、下痢だけという症状もある。

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・20代～30代に多い
・お腹の張りや、おならを多く訴える
・頭痛もときにある

過敏性腸症候群には、国際的な診断基準があるの。
過去3ヶ月以内に、月に3日間以上腹痛や腹部不快感が繰り返すこと。
そして、次の３つのうち2つが当てはまること

過敏性腸症候群は体やお腹を温めると、過敏になっているのがゆっくりになるので効果的
基本的には、ストレス性便秘の解消法と同じ。

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職場が変わっただけで治った例も。
通勤手段やルートを変えただけで治った例も。
早朝ウォーキングによって、便通が良くなって治った例も。

厚生労働省が提示している過敏性腸症候群診断治療かびんせいちょうしょうこうぐんしんだんちりょうガイドラインによることが一般的なの。

第一段階の治療

生活習慣の指導・食事の指導
喫煙・アルコールの制限
これらによって改善が認められないなら、投薬治療にすすむのよ。

第二段階の治療

ストレスや心理的異常がないかを調べて、抗不安薬や抗うつ薬の投薬治療になるの

ねじれ腸や落下腸が原因の過敏性腸症候群がある
腸がねじれていると便を通すのが大変で、腹痛が起こる
便がでていかないと、体の反応により、下痢をして便を出そうとする。
便でフタになっていたのが出ると、下痢や軟便がでる。
このことから、過敏性腸症候群の原因がねじれ腸や落下腸の場合もあると、便秘外来の水上ドクターは指摘しています。