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便天ちゃん
油は太ると思っているから、普段から敬遠している女の子がいるけど、油の正しい知識があれば、そんなことないのがすぐにわかるわ!
油は、便の通りをスムーズにしてくれるので、便秘解消効果が高いのよ!
油は、便の通りをスムーズにしてくれるので、便秘解消効果が高いのよ!
もくじ(見たい所にジャンプします)
油が便秘を解消してくれる効果
ポイント
人間の生命を維持していくうえではかかせないのが油だけど、どうせなら便秘に良い油を賢くとりたいものね。油には、便をするりと出してくれる効果があるから、便秘解消効果も高いのよ!
また脂肪酸には腸を刺激してくれる効果もあるから、便秘の人は、油を避けすぎていないかチェックしてみてね!
油の成分は
ポイント
油の主成分である脂肪酸は飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸にわかれるの飽和脂肪酸は動物性脂肪に多く含まれるわ(肉類・乳製品)
作用(エネルギー源となる・血管を強化)
過剰摂取は動脈硬化の原因に
不飽和脂肪酸は植物油や魚に多く含まれるの
さらに不飽和脂肪酸は主に3つに別れるわよ(αリノレン酸・リノール酸・オレイン酸)
体に良いオレイン酸
ポイント
基本的にオレイン酸は、体に良い・積極的にとりたい油よ悪玉コレステロールのみを低下させる効果があるわね。
オリーブオイルが健康によいと言われるのも、このオレイン酸をたっぷり含んでいるからよ!
オレイン酸を多く含む食べ物
オリーブオイル・ごま油・アボカド・アーモンド
αリノレン酸もいいわね
ポイント
αリノレン酸の効果は、血栓防止、高血圧予防、中性脂肪低下・抗癌作用があるのよ。ただし、酸化しやすいという特徴があるわ!
シソ油などのリノレン酸の油や魚のEPA・DHAなどの油、オリーブオイルなどは、癌や動脈硬化を予防する働きがある。
αリノレン酸を多く含む食べ物
くるみ・栗・えごま油・亜麻仁油
亜麻仁油
ポイント
アマの種子である亜麻仁からとれるのが亜麻仁油食物繊維は豊富にふくまれているのよ。
亜麻仁油は植物の中ではリノレン酸を多く含んでいる
リノレン酸は血栓を防ぐ効果があるわ。
リノール酸は要注意!
注意
リノール酸は、悪玉コレステロールとともに、善玉コレステロールまでも下げてしまうの。さらにリノール酸は酸化しやすいので、活性酸素を増やしてしまうおそれがあるわよ。
リノール酸が、潰瘍性大腸炎やクローン病の引き金になるという可能性も指摘されているの。
リノール酸はファーストフードや外食・お菓子に多いわね!
リノール酸は、とりすぎるとがんの進行を促進するわよ。
リノール酸を多く含む食べ物
油類では、サラダ油やマーガリンに多く含まれるわ。
体に良くない油ナンバー1はトランス脂肪酸よ!
注意
トランス脂肪酸が要注意よ!
加工段階で、ショートニング(水素添加という加工)されたときにできる脂肪酸がトランス脂肪酸なの。
トランス脂肪酸は、悪玉コレステロールを増加させて、善玉コレステロールを低下させるのよ!
トランス脂肪酸を多く含む食べ物
ファーストフード・外食・スナック菓子・マヨネーズ・マーガリンに多く含まれるわ。
また、市場に出回っているサラダ油などほとんどが、多少なりともショートニング加工を行っているの。
それを回避するためには、オリーブオイルや亜麻仁油など天然の油を摂ると良いわね。
一般的な油の特徴よ
食品名 | オレイン酸 | リノール酸 | 特徴 |
---|---|---|---|
エキストラヴァージンオリーブオイル | 多い | 少ない | オレイン酸が多く、リノール酸が少ない 酸化しにくく、加熱にも強い 独特の香りがある |
グレープシードオイル | 少なめ | 多い | ぶどうの種の油分を圧搾した油 ビタミンEが豊富 ポリフェノールも多い |
ナタネ油(キャノーラ油) | 多い | 少なめ | ほとんどがカナダで品種改良されたなたねから製造 クセがなく、脂肪酸のバランスがいい |
大豆油 | 少なめ | 多め | リノール酸が多めで、劣化しやすい |
ナタネ油などとブレンドした製品(天ぷら油・サラダ油)が一般的紅花油(サンフラワー油)などキク科の紅花の種子からとれるの。
コーン油は加熱に強く、独特の風味とコクがある。保存性がよく、揚げ物がカラッと仕上がる
市販のドレッシングやマヨネーズに多く使われるヒマワリ油は、リノール酸が多いけど、品質改良されたものはオレイン酸が多い
ごま油はリノール酸が多くて、抗酸化物質(セサミノール)が含まれて、酸化に強く、活性酸素の解毒効果がある。
独特の風味。αリノレン酸が60%近く、βカロテンやビタミンEも豊富。酸化に弱い
独特の風味。αリノレン酸が60%近く、βカロテンやビタミンEも豊富。酸化に弱い